移動式クレーン免許の難易度と合格率|費用相場から小型との違いまで徹底解説

移動式クレーン免許の難易度と合格率|費用相場から小型との違いまで徹底解説

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現場への就職や転職を検討する際、最も混同されやすいのが「小型移動式クレーン」「クレーン・デリック」「ユニック車」との区分です。これらは「吊り上げ荷重」「機体の移動性」「作業内容」によって労働安全衛生法上の資格区分が厳密に分けられています。

資格・区分名称操作可能な対象・吊上荷重取得難易度・期間編集部の見解・現場での活用度移動式クレーン運転士免許(国家免許)吊上荷重5トン以上を含むすべての移動式クレーン(ラフター、オルター、クローラー等)難易度:中〜高
教習所通学で約6〜8日間重機オペレーター職として専業で稼ぐなら必須。汎用性と求人需要は最高峰。小型移動式クレーン技能講習(技能講習)吊上荷重1トン以上5トン未満の移動式クレーン(主にトラック積載形クレーン等)難易度:低
講習約3日間(約16〜20時間)運送業・設備工事・足場鳶向け。自社資材の積み下ろしが主目的ならこれで十分。クレーン・デリック運転士免許(国家免許)固定式クレーン(天井クレーン、橋形クレーン、港湾ジブクレーン等)5トン以上難易度:中〜高
教習所通学で約6〜8日間工場内や港湾、造船所など「固定設備」での作業専用。土木建築現場への乗り入れは不可。ユニック車(積載形クレーン)の運転車両積載形クレーン(吊上能力に応じて小型講習または特別教育)難易度:低
小型移動式講習+自動車免許「車両の公道走行用免許(中型等)」と「クレーン操作の資格」の両立が必要。

現場で「ユニック車」と呼ばれるトラック積載形クレーンの場合、吊上荷重は2.93トン(3トン未満)に設計されているものが大半です。そのため、トラックの運転に必要な自動車運転免許(準中型・中型・大型)に加え、小型移動式クレーン技能講習と玉掛け技能講習の2つを修了していれば実務をこなせます。

一方、建設現場で主役となるラフテレーンクレーン(ラフター)は、25トン吊りや70トン吊りなどが主流であり、これらを操縦するためには移動式クレーン運転士免許が絶対に必要となります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。