『プレゼント』や『夏祭り』のメガヒットにより、メディア露出が落ち着いた後のジッタリン・ジンについて「一発屋として消えてしまったのではないか」という誤解を抱くリスナーも少なくありません。しかし、これは明確な事実誤認です。
ジッタリン・ジンはメジャーシーンの商業的な喧騒から距離を置き、1990年代後半以降は完全インディーズの自主レーベルへ移行。商業主義に縛られることなく、ライブハウスを中心とした骨太な活動を長年継続してきました。
彼らが日本のロックシーンに与えた影響は計り知れません。英国の2トーン・スカやロカビリー、パブロックを日本語ポップスと融合させた独自の音楽性は、後のメロコア・スカパンクムーブメントの先駆けとなりました。ボーカル春川玲子の淡々としつつも芯のある歌声と、破矢ジンタの鋭利なギターリフは、2026年現在の若いインディーロックバンドからも再評価の波が押し寄せています。