現在、ザ・ドリフターズの正式な存命メンバーは高木ブーと加藤茶の2人です。10歳の年齢差がある2人ですが、その絆は半世紀以上の荒波を共に乗り越えてきた戦友そのものです。
仲本工事さんが亡くなった際、2人は「2人きりになっても、ザ・ドリフターズは絶対に解散しない。最後までドリフの名前を守り続ける」と固く誓い合いました。特番や舞台での共演時には、加藤茶が高木ブーの歩行をさりげなく支え、高木ブーが柔らかな笑顔でそれに頷くといった、長年の信頼関係があるからこその阿吽の呼吸が随所に見られます。
二人の関係性について、加藤茶はインタビューで「ブーたんがいるだけで現場の空気が和む。ドリフにとってブーたんは精神的支柱なんだ」と度々語っています。いかりや長介さんの厳格なリーダーシップ、志村けんさんのストイックなお笑いへの情熱の狭間で、常にグループのクッション役として存在し続けた高木ブーの重要性は、2人体制となった現在も何ら変わっていません。