愛犬の便にらせん菌?下痢の原因と人への感染リスク・治療法を徹底解説

愛犬の便にらせん菌?下痢の原因と人への感染リスク・治療法を徹底解説

愛犬の便にらせん菌?下痢の原因と人への感染リスク・治療法を徹底解説の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。

愛犬かららせん菌が検出された際、飼い主が最も懸念するポイントの一つが「家族への感染リスク」です。結論から言えば、カンピロバクターをはじめとする一部の菌種は人獣共通感染症(ズーノーシス)に指定されており、人間にも感染します。

人間が感染した場合、数日の潜伏期間を経て激しい腹痛、水様性下痢、発熱、嘔吐などを伴う「カンピロバクター腸炎」を発症する恐れがあります。特に乳幼児や高齢者、免疫機能が低下している同居家族がいる家庭では厳重な警戒が必要です。感染経路の大部分は、犬の排泄物に触れた手や、排便後に肛門周囲を舐めた愛犬が人間の顔や口元を舐めることによる経口感染(糞口感染)です。

二次感染を防ぐためには、日頃の衛生管理の徹底が欠かせません。排泄物は放置せず速やかに密閉処理し、トイレシートやケージ周囲の清掃を行いましょう。カンピロバクターは乾燥や熱に比較的弱い性質を持ちますが、一般的なアルコール消毒だけでは不十分な場合があるため、次亜塩素酸ナトリウム希釈液(塩素系漂白剤を用時希釈したもの)や熱湯による器具の消毒が極めて有効です。処理後は石鹸と流水による徹底した手洗いを習慣化してください。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。