知名度が低いのになぜ高収入を得られるのか。その理由は極めて明確だ。日本の法制度には、特定の資格保持者しか行ってはならないと法律で厳格に定められた業務独占資格が存在する。企業や個人は法律上、どんなにコストがかかろうとも有資格者に仕事を依頼せざるを得ない。
さらに、マイナー資格の多くは「設置義務」を伴う。特定の事業所や工場、建設現場ごとに一定数の配置が義務付けられているため、景気の良し悪しに関わらず一定の求人が発生し続ける。とりわけ高年収が狙える理由として見逃せないのが、現役世代の「深刻な高齢化と後継者不足」だ。ベテランの引退によって需給バランスが完全に崩壊しており、新規参入者には案件が自動的に集中するボーナスステージが生じている。