結論から言えば、ほくろが多い体質は「皮膚がんリスクへの警戒」と「若々しさを保ちやすい体質」という2つの側面を併せ持っています。厚生労働省の統計や国内外の疫学調査によると、一般的な成人のほくろの数は平均10〜40個程度ですが、100個以上のほくろを持つ人は、皮膚がんの代表格である悪性黒色腫(メラノーマ)の発症確率が統計的に高くなることが知られています。
その一方で、近年の臨床研究では、ほくろが多い人ほど細胞の老化スピードが遅く、実年齢より若い皮膚や頑丈な骨密度を維持しやすいという事実が証明されつつあります。病気への適切な対策を講じつつ、持たされた体質の強みを活かす視点が不可欠です。