元々は一部のアングラな掲示板ユーザーの間で流通していた隠語的な存在に過ぎなかった。しかし、ブロードバンドの普及とそれに続くスマートフォン革命により、この言葉は瞬く間に一般層へと浸透していった。単なる「嫌がらせ」の道具から、親しい間柄での軽快なジョークや、ゲーム実況における定番フレーズへと、その役割を柔軟に変えながら生き残り続けたのだ。
今や国境を越えて解釈されるインターネットミームへと進化した背景には、人間の普遍的な感情である「他者の誇りや悔しさを弄ぶ滑稽さ」を巧みに切り取った表現力がある。言語の壁を超えた視覚的・心理的な共通言語として、誕生から20年以上が経過した現在もなお、形を変えて語り継がれている。