日本のナイトタイムエコノミーを語る上で、この店舗の存在を外すことはできない。夜間の消費活動が限定的だった日本の都市部において、24時間営業で圧倒的な品揃えを誇るディスカウント小売業の拠点は、夜の経済圏を切り拓く先駆者となった。現在、深夜売り上げの過半を占めるのは旺盛なインバウンド消費だ。
抹茶フレーバーの菓子、高品質な日本製の爪切りや魔法瓶、キャラクターコラボのコスメなど、海外SNSでバズを起こしたプロダクトが山積みにされている。多言語対応スタッフが常駐し、免税手続きのスムーズさを徹底的に磨き上げたオペレーションは圧巻だ。円安トレンドも手伝い、カゴいっぱいに商品を詰め込んだ外国人客が次々と決済を済ませていく光景は、渋谷経済の強靭な購買力を物語っている。