ファンの間で今なお語り継がれる最大のトピックが、彼が獲得した栄誉(?)とも言えるタイトルだ。劇中で開催された「醜い犬コンテスト」に出場したオラフは、見事に優勝を果たしてしまう。一見すると自虐的とも思えるこの展開だが、ここには作者の深い愛とユーモアが込められていた。
兄であるスヌーピー自身も、最初は弟の受賞に戸惑いを隠せなかった。しかし、当の本人は傷つくどころか、どこ吹く風。己の容姿を恥じることなく、むしろ堂々とコンテストのトロフィーを受け止める姿は、読者に強烈なインパクトを与えたのだ。見た目の美基準に捉われない彼の潔さこそが、時を経て「自分らしさの象徴」として再評価される原動力となっている。