金銭感覚の麻痺と収入の激減。このギャップがもたらす悲劇は、名作漫画『闇金ウシジマくん』に描かれた世界と恐ろしいほど重なる。
一度覚えた贅沢な暮らしを捨てることは、精神的に容易ではない。知人に見栄を張り続けるため、家賃20万円以上のマンションに住み続け、クレジットカードのリボ払いを重ねる。やがてカード枠が埋まると、消費者金融や怪しい個人間融資に手を出す悪循環へと陥っていく。
表向きはSNSで華やかなライフスタイルを演出しながら、裏では家賃の滞納や消費者金融からの催促に怯える――。そんな二重生活の末に、精神を病んで精神科に通う女性や、生活保護の受給に至るケースも実在する。光が眩しければ眩しいほど、落とされた影は深く、暗い。