医薬品の品質を保つ基本は、直射日光、高温、多湿を避けた「涼しい暗所」での保管だ。特に冷所保存と指定された坐剤や一部のインスリン製剤、点眼薬は冷蔵庫(5℃前後)での管理が義務付けられる。ただし、過度な冷却や冷凍は品質を破壊するため避けなければならない。
不要となった薬を処分する際のルールも覚えておきたい。液体やシロップ剤は流しに直接捨てると環境汚染につながるため、ペーパータオルや古新聞に染み込ませてから可燃ごみとして出すのが正しい。錠剤や粉薬も包装から出し、紙に包んで可燃ごみに分別する。判断がつかない場合は、近隣の調剤薬局に持ち込み、廃棄方法のアドバイスを受けるのが賢明だ。