世間を騒がせた一連の週刊誌報道から年月が経過した今、山尾志桜里氏と倉持麟太郎弁護士の対外的なディスタンスと実質的な協力関係には、極めて興味深い変化が見られる。政治・法曹界のインサイダーによれば、二人は現在、表立った「政治家と顧問弁護士」という従来のタッグを超え、高度な政策立案や人権問題に取り組む頭脳派ユニットとしての実質を備えつつあるという。
政界を退いた山尾氏は、持ち前の法知識と鋭い問題提起力を生かし、シンクタンクや市民団体と連動した言論活動に軸足を移している。その議論を法理論の側面から支えているのが、他ならぬ倉持弁護士だ。プライベートな関係性についての憶測は今なお絶えないが、現場の取材で見えてくるのは「政策的同志」としての強固なロジック共有である。関係者の一人は「ゴシップ報道の嵐を通過したことで、かえって互いの専門知識に対する信頼が純粋化した側面すらある」と指摘する。