数々の伝説を生み出してきたテレビ東京のスタジオは、彼女たちにとって青春の証であり、人生の原点でもある。時代が移り変わり、ハロー!プロジェクトが新たな世代へと受け継がれていく中でも、初期メンバーたちが築き上げたイズムは脈々と生き続けている。現在、所属事務所であるアップフロントプロモーションのOGとして、彼女は後輩たちの成長を温かく見守る「大きな母性」のような存在となった。
周年記念特番や合同コンサートのステージに立つたび、バックステージではOG同士が旧友のように肩を抱き合い、思い出話に花を咲かせる。当時の過酷な試練を共に乗り越えた同志だからこそ分かち合える無二の絆。「あの時代があったから、今の私がある」。彼女がふと見せる穏やかな表情には、かつて修羅場を経験した者だけが到達できる、揺るぎない確信と感謝が滲み出ている。