雑誌やSNSの解説動画で長年語り継がれてきた「にっこり笑って一番高くなった位置にチークを入れる」という通説。実はこれこそが、大人のメイク崩れや顔たるみを引き起こす最大の盲点です。
笑顔を作った状態では表情筋によって頬の位置が引き上がっています。その状態でチークを塗ってしまうと、真顔に戻った瞬間にチークの位置が小鼻の下までガクンと落ちてしまい、顔全体が下がって老けた印象を与えてしまいます。チークを塗る際は、必ず「無表情(ニュートラルな状態)」で鏡を正面から見据え、客観的な骨格の位置を確認しながらブラシを動かすのが正解です。
また、チーク パーソナルカラーへの過剰な囚われも失敗を招きます。「イエベだからオレンジしか使えない」「ブルベだからピンク以外NG」と決めつけるのではなく、ニュアンスカラー(ベージュピンクやウォームローズなど)をベースに薄く仕込むことで、似合う色の幅を大きく広げることが可能です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
チークは入れ方や質感の選択次第で仕上がりが180度変わります。自分に最適な手法を選ぶための基準を明確にしておきましょう。
- クリーム・リキッドが向いている人:乾燥肌で粉浮きしやすい人、毛穴落ちを防ぎたい人、素肌っぽい濡れツヤ感を一日中キープしたい人。
- パウダーチークが向いている人:メイク初心者で色の濃淡調整に自信がない人、Tゾーンや頬のテカリ・皮脂崩れが気になる人。
- 高彩度チークを慎重に扱うべき人:頬に赤みが出やすい人、シミ・そばかすが気になる人(淡いベージュやコーラルで肌トーンを整えてから部分使いするのが鉄則)。