SNS上では優雅で愛らしい姿ばかりが切り取られがちな大型猫ですが、実際の生活現場では「大型ゆえの物理的・経済的負担」というシビアな現実があります。迎えた後に後悔しないために、以下の実態を正しく把握しておく必要があります。
- 食費と消耗品費は小型猫の2〜3倍:筋肉量を維持するために高タンパクなプレミアムフードを1日あたり100〜150g以上消費します。月々のフード代だけで1万5,000円〜2万5,000円前後に達することも珍しくありません。
- 医療費・薬代の重量換算:動物病院での麻酔薬、抗生剤、駆虫薬、サプリメントの投与量はすべて「体重換算」で計算されます。体重10kgの個体は、3kgの猫の3倍以上の薬剤費用が発生します。
- 超特大サイズの猫用トイレが必要:市販の標準的なシステムトイレでは方向転換ができず、排泄の失敗やストレスの原因になります。幅60cm以上、奥行き70cmクラスのメガサイズトイレや海外製コンテナの導入が前提となります。
- 夏場のエアコン24時間稼働による光熱費:密集した長毛ダブルコートを持つ品種は暑さに極めて弱く、夏季は室温22〜24度を維持する厳格な温湿度管理が命に関わります。