丹沢のワインディングロードを楽しむライダーにとって、道の駅清川は定番のツーリングコースに組み込まれるオアシスだ。しかし、現地を訪れる際には知っておくべき盲点が存在する。
まず、駐輪場スペースに関する注意だ。敷地内には二輪車専用のパーキングが確保されているものの、天気の良い週末には十数台で埋め尽くされてしまう。あぶれたバイクが歩道付近に停められる場面も見受けられるが、歩行者の動線を塞ぐ駐輪は厳に慎まなければならない。また、県道64号線は山間特有のタイトなコーナーが続く上、週末はネズミ捕りなどの速度取り締まりが重点的に行われる路線でもある。景色に見とれてアクセルを開けすぎることのないよう、慎重な運転操作が必須だ。
特産品やお土産選びにおいても、ネット情報だけを頼りにしていると肩を落とす結果になりかねない。1階の「きよかわ共食・共生ふれあいプラザ」で販売される清川恵水ポークの味噌漬けやベーコン・ソーセージは、お土産として絶大な人気を誇る逸品だ。しかし、加工品の入荷数には限りがあり、人気部位や限定パックは午後を待たずにショーケースから姿を消す。
加えて、清川村の伝統的な銘茶「清川茶」や手作りこんにゃく、春の山菜や秋のキノコといった旬の恵みも、早朝の開店と同時に地元の常連客がカゴいっぱいに購入していく。特産品を確実に手に入れたいならば、「観光の帰りに立ち寄る」のではなく、「ドライブの最初の目的地として朝9時の開店直後を狙う」のが、知る人ぞ知る鉄則である。