JR東海道本線は長距離を結ぶ幹線である性質上、大雨・強風などの気象障害や踏切安全確認、人身事故によるダイヤ乱れが名鉄に比べて発生しやすい傾向にあります。朝夕の輸送障害時に慌てないためには、JR遅延時の名鉄振替輸送のメカニズムを正しく理解しておく必要があります。
尾張一宮駅と名鉄一宮駅は「i-ビル(総合駅舎)」で直結しており、両社の改札口はコンコースを挟んで徒歩数十秒の距離にあります。JR線で運行見合わせや大幅な遅延が発生し、振替輸送が決定された場合、JRの定期券(磁気定期券またはSuica/TOICA等のIC定期券で区間が明記されたもの)や普通乗車券を提示することで、名鉄線へのスムーズな乗り換えが認められます。
ただし、知っておくべき重大な注意点があります。交通系ICカード(manaca、TOICA等)の残高(チャージ額)で改札機にタッチして入場した場合は、振替輸送の対象外となります。この場合、名鉄線の運賃(390円)を別途支払う必要があります。「改札を入る前に運行情報をチェックし、遅れている場合はICタッチせず名鉄に回る」という判断が、無駄な出費とロスタイムを防ぐ鉄則です。