インターネット上の相談窓口やQ&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)を検証すると、「アンダーヘア 毛先 白い」に関する投稿は毎月膨大な数に上ります。投稿者の生の声を分析すると、共通するリアルな葛藤とパニックのパターンが浮き彫りになります。
「お風呂上がりにドライヤーをかけていて、毛先に白い点々がついているのを見つけて血の気が引いた」「洗っても全く取れず、指で無理に引っ張ったら激痛が走った」という声が多数を占めます。特に深刻なのは、「性病だと思い込み、恥ずかしくて誰にも言えず、ピンセットで毛を1本ずつ抜き続けて毛嚢炎(もうのうえん)を起こして悪化させた」という告白です。
日本性感染症学会の報告や専門医の現場データによると、陰部の違和感や異変を感じてから実際に医療機関を受診するまでの平均期間はおよそ2週間から1か月に及ぶとされています。この「受診の遅れ」を生み出している最大の要因は、「不潔にしていたからだ」「性病に違いない」という自己嫌悪と偏見です。
しかし、実際の診察室で下される診断を追跡すると、ケジラミ症と診断される割合は一部であり、多くは高温多湿によるコリネバクテリウムの繁殖(トリコマイコーシス)や、ボディソープの洗い残しによる皮脂結晶化であることが臨床現場の医師らによって証言されています。過度な恥じらいから誤った自己処置を繰り返し、皮膚バリアを破壊してしまうケースが後を絶たないのが実情です。