Q1:大腸がんの初期症状として「おなら」が増えたり臭くなったりすることはありますか?
A1:腫瘍によって腸管が狭くなると、便やガスがスムーズに通過できなくなり、腸内で滞留して異常発酵を起こすことがあります。その結果、腐敗したような強い悪臭を伴うおならが出たり、おならの回数が増えたり、逆におならが出にくくなって腹部が強く張るといった変化が起こる場合があります。
Q2:便潜血検査で2回中1回だけ陽性でした。再検査で陰性なら放っておいても大丈夫ですか?
A2:放置してはいけません。便潜血検査の目的は「目に見えない微量な出血」を捉えることであり、大腸がんであっても常に出血しているわけではないため、2回目の検査が陰性になることは多々あります。「1回でも陽性」が出た時点で、腸内に出血源が存在する可能性があるため、再度の便潜血検査ではなく直ちに大腸内視鏡検査(精密検査)を受ける必要があります。
Q3:大腸内視鏡検査は痛いと聞きますが、痛みを軽減する方法はありますか?
A3:医療機関によって、鎮静剤(眠くなるお薬)を使用してほぼ無痛の状態で検査を受けられる体制が整っています。また、腸管に空気を入れず水や炭酸ガス(CO2)を注入して苦痛を減らす「無水浸水法」や「炭酸ガス送気」を採用しているクリニックを選ぶことで、検査中および検査後の腹部の張りを最小限に抑えられます。
Q4:若い世代(20代〜30代)でも大腸がんになる可能性はありますか?
A4:全体的な割合としては高齢者に多い疾患ですが、20代や30代の若年性大腸がんも存在します。特に「リンチ症候群」や「家族性大腸腺腫症(FAP)」などの遺伝性大腸がんの家系である場合、若年期から発症するリスクが高まります。血縁者に若くして大腸がんを発症した人がいる場合や、長期にわたる血便がある場合は年齢に関係なく専門医の診察を受けることが重要です。