1992年春場所で初土俵を踏んだ白川裕二郎は、同年秋場所で西序二段99枚目に昇進します。大相撲の番付社会において、入門直後の若手が順調に前相撲から序ノ口、序二段へと勝ち上がるのは決して簡単なことではありません。
当時の公式記録によると、相撲時代の体格は身長約183cm・体重約85〜90kg前後。現代の大型力士と比べると細身のソップ型(筋肉質タイプ)力士でした。恵まれた長身と長いリーチを活かした取り口で将来性を高く評価されていたものの、体重を短期間で増やさなければならないプレッシャーは凄まじく、若き日の白川にとって過酷な肉体改造の連続でもありました。