キロロスキー場コース難易度は、初級38%、中級29%、上級33%という極めてバランスの良い比率で設計されています。「パウダースノーの聖地=上級者向け」というイメージを持たれがちですが、実際には山麓エリアから山頂付近に至るまで、初級者でも安全にロングクルージングを楽しめるコース設計が徹底されています。
1. 初級・ファミリー層向けの広大な緩斜面
リゾートセンター正面に広がる「ファミリーゲレンデ」や「朝里パノラマコース」は、平均斜度が緩やかでコース幅が広く、ビギナーや子ども連れでも圧迫感なく練習に打ち込めます。また、山頂の朝里岳(標高1,180m)からベースまで一気に滑り降りる最長4,050mのロングランも、迂回ルートを選択すれば初級レベルで雄大な絶景を堪能しながら滑走可能です。
2. エキスパートを唸らせる管理オフピステとツリーラン
一方、上級者やフリーライダーを熱狂させているのが、キロロ独自のアバランチコントロール(雪崩管理)のもとで開放されるオフピステゾーンです。朝里第2エキスパートコースや長峰第2エキスパートコースの非圧雪急斜面はもちろん、専用のエントリーゲートから入山するバックカントリーエリアでは、膝〜腰まで埋まる極上のディープパウダーライドが楽しめます。
山岳救助関係者は「キロロの管理オフピステは安全管理が緻密ですが、ゲート外は完全な冬山です。アバランチビーコン・プローブ・ショベルの携行と、毎朝更新されるキロロスキー場積雪情報および雪崩リスク情報の確認を怠ってはなりません」と警鐘を鳴らしています。