今回のメガプロジェクトの中核を成すのは、重厚な人間模様と緻密なプロットが交錯する本格サスペンスドラマだ。氷点下10度を下回る厳しい気象条件のなか、過酷な撮影現場でカメラが捉え続けているのは、北の大地ならではの壮大な自然美と極限状態に追い込まれた人間の心理描写だ。
舞台となる北海道のロケーションは、単なるロケ地という枠を超え、作品全体の不穏な空気感や緊迫感を醸し出している。関係者への取材によれば、雪に覆われた港町や広大な平原を大胆に活用した画面作りが行われており、これまでの国内ドラマでは見られなかった独特の映像美が追求されているという。