この写真が世に広く知れ渡るきっかけとなったのは、人気バラエティ番組での成人式写真のテレビ公開でした。ひな壇に並ぶ芸人たちの昔の写真を紹介する企画で披露された瞬間、スタジオは一瞬の静寂ののち、地鳴りのような大爆笑に包まれました。
当時、番組MCや共演芸人たちからは「20歳でこの仕上がりは凄すぎる」「完全に後援会を持つ側の人間」「新成人を祝う側ではなく、来賓席で祝辞を述べる側の風格」などと容赦ない愛あるツッコミが連発。普段から「角野卓造じゃねぇよ!」「マイケル・ムーア監督じゃねぇよ!」といったキレのある返しでスタジオを沸かせていた近藤春菜さんですが、この成人式画像に関しては言葉を挟む余地がないほどのビジュアルインパクトを誇っていました。
本人によると、当日は決してウケを狙ったわけではなく、人生の節目として「成人式だからきちんとした格好をしよう」と一生懸命に準備した結果だったと語られています。母親と一緒に選んだ立派な振袖に身を包み、写真館のカメラマンに言われるがままポーズを取ったところ、奇跡の大物感がフィルムに焼き付けられてしまったというエピソードは、聞く者を温かい笑いで包み込みます。