ネット上のコミュニティやSNS、知恵袋などで交わされる実際の購入者の声を精査すると、デザインへの満足度が高い一方で、リアルな使用現場ならではの課題も見えてきます。
都内の大手文具店で売り場担当者に取材したところ、「ここ数年で高校生のお客様だけでなく、スーツ姿の女性がペンケースコーナーでじっくり品定めされる姿が日常風景になった」と語ります。実際に大人向けキャラクター文具を購入したユーザーの手記や口コミからは、次のような生の声が寄せられています。
「仕事で疲れたとき、ふとデスクのちいかわペンポーチと目が合うだけでふっと肩の力が抜ける。派手な総柄ではなく、内生地だけにイラストが入ったタイプを選んだので、会議室に持参しても上司や同僚から『さりげなくて可愛いね』と好評でした」(28歳・IT関連企業勤務)
一方で、機能面でのリアルなギャップを指摘する声も存在します。
「デザインに一目惚れしてぬいぐるみ型を買ったものの、消しゴムや定規が引っかかって取り出しにくく、結局自宅用のコスメポーチになってしまった。普段からペンの本数が多い人は、大容量の仕分けポケット付きを選ぶのが鉄則だと痛感した」(17歳・高校生)
現場の声が示す通り、「自分が持ち歩くペンの本数」と「使用する場所(学校の机、オフィスの自席、カフェなど)」を明確にシミュレーションしてから選ぶことが、後悔を避ける最大のポイントと言えます。