タコ宇宙人説の真相!Sf小説の起源から最新ゲノム解析まで徹底解明

タコ宇宙人説の真相!Sf小説の起源から最新ゲノム解析まで徹底解明

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「タコ宇宙人説」はネットのオカルト話にとどまらず、2018年に査読付き国際学術誌『Progress in Biophysics and Molecular Biology』に掲載された論文によって、科学界を揺るがす大論争へと発展しました。

世界33名の著名な科学者が連名で発表したこの論文は、地球の生命は宇宙から飛来したとする「パンスペルミア説」に基づき、約5億4000万年前のカンブリア爆発期に、地球外から氷結した微小彗星に乗ってタコやイカなどの頭足類の卵や受精卵が地球に到達した可能性を指摘したのです。

その根拠として挙げられたのが、2015年に沖縄科学技術大学院大学(OIST)やシカゴ大学などが参加した国際コンソーシアムによるタコの全ゲノム解読成果です。解析の結果、タコは貝などの祖先的な軟体動物から逸脱した約3万3,000個のタンパク質コード遺伝子を持ち、神経細胞の配線に関わる「プロトカドヘリン遺伝子」が脊椎動物並みの168個(他の無脊椎動物の数十倍)も存在することが判明しました。この突如として現れた複雑極まる遺伝子構造こそが、「外来起源」と主張された最大の理由です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。