折り紙で箱を作る際、多くの人がぶつかる壁が「途中で角がズレる」「フタが閉まらない」「側面がふにゃふにゃして崩れる」というトラブルだ。しかし、プロが実践するほんの少しの秘伝のコツさえ掴めば、失敗は一瞬でゼロになる。
1分で仕上がる最もベーシックな「角箱」なら、基本は対角線と中心に合わせた折り目をしっかりつけることだ。ここで役立つ裏ワザが、爪の背や定規を使って「折り筋をミリ単位で強くつける」作業。これだけで、立ち上がりの強度が劇的に変化する。フタ付きの箱を作る場合は、フタ側の紙を本体よりも一回り(約2〜3ミリ)大きく切るか、折る際の中心合わせを微妙に外側にずらすのが最大のポイントだ。このわずかな隙間(クリアランス)が、スムーズで気持ちの良い開閉を実現する。
さらに頑丈な収納箱に仕立てたいなら、紙を二枚重ねにするか、厚手のクラフト紙を使用しよう。角の部分を内側に深く折り込む補強技を施せば、クリップや文房具などの重みのある小物はもちろん、ちょっとしたお菓子を入れてもビクともしない重厚な収納ケースが完成する。