遠方から訪れる旅行者やビジネス客の間で急速に支持を広げているのが、松山店に併設されているカプセルホテル「キスケの宿」です。JR松山駅から徒歩約1分という抜群の立地にあり、道後温泉エリアの老舗旅館と比較しても1泊あたり4,000円〜6,000円台という圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
現地調査で見えてきた最大の強みは、何と言っても「滞在中は喜助の湯の温泉・サウナが何度でも利用可能」という点です。夜遅くまでサウナで極上のととのいを体験したあと、館内着のまま専用セキュリティゲートをくぐり、清潔なカプセルユニットへ直行できる動線はサウナーにとって至福の体験と言えます。女性専用フロアも厳格なカードキー制御によって完全に分離されており、女性の一人旅でも安心して宿泊できるセキュリティ体制が確立されています。
一方で、宿泊施設としてのデメリットや注意点も冷静に見極める必要があります。取材班が実際に宿泊し、利用者アンケートを調査した結果、以下のリアルな実態が浮き彫りになりました。
「カプセル内の寝具は高級マットレスが採用されており、横たわった瞬間の体圧分散性はビジネスホテル以上でした。しかし、カプセルホテルの構造上、扉はアコーディオンカーテンやロールスクリーン方式であるため、深夜の物音や近隣ユニットのいびきを完全に遮断することはできません。耳栓の持参やフロントでのアメニティ確保は必須です」(旅行ジャーナリストによる現場宿泊レポート)
完全な防音性や客室内のプライベートバスを求める方には不向きですが、「宿は快適に眠れて、とにかく極上のサウナと温泉を心ゆくまで味わい尽くしたい」という目的特化型のトラベラーにとっては、愛媛・松山エリアで右に出るもののない最強の宿泊拠点となっています。