歴代の放送で最も盛り上がるのが、ツッコミどころ満載の過去作紹介だ。例えば、昭和ライダーたちのシュールすぎる特訓シーン。バイクに乗ったまま崖から飛び降りるスタントや、今では考えられないほどアグレッシブな敵怪人のデザインに、スタジオは爆笑に包まれる。
しかし、それは決して馬鹿にしているわけではない。CG技術がなかった時代に、命がけでアクションに挑んだスーツアクターやスタッフへの敬意が根底にあるからこそ、愛のあるイジりとして成立しているのだ。平成ライダーの複雑すぎる設定や、令和ライダーの斬新なモチーフに対する鋭いツッコミも、ファンにとっては「そうそう、それが言いたかった!」という快感につながっている。