星の宮カントリー倶楽部の閉鎖と太陽光発電への転換は、決して個別特有の孤立した事象ではありません。栃木県内では過去十数年で多数のゴルフ場が閉鎖・再編の波に飲み込まれてきました。
栃木県は全国有数のゴルフ銀座として知られ、バブル期にかけて過剰なまでのコースが開発されました。しかし、2000年代以降の需要減退に伴い、採算性の合わないコースから順次淘汰が進んでいます。
特に平坦地や丘陵地にあるゴルフ場はメガソーラー適地として好条件が揃っていたため、矢板市、那須エリア、足利市、鹿沼市など県内各地でコースの太陽光発電所化が進みました。近年ではさらに、脱炭素関連施設だけでなく、高速道路インターチェンジ近隣の用地を活かした大型物流倉庫やデータセンターへの再開発など、ゴルフ場跡地活用の選択肢は多角化を見せています。