コップや瓶に挿すだけで手軽に試せる「水挿し(水耕挿し木)」ですが、実は土挿しよりも水の腐敗リスクが高く、失敗率が跳ね上がる落とし穴があります。水中の溶存酸素量が不足すると、茎の切り口がヌメヌメと白く濁り、やがて茶褐色から黒色へと軟化して腐敗します。
水挿しを成功させるためのカビ・腐敗対策として、以下の管理を徹底してください。
第一に、「毎日の完全な水替え」です。室温が高い初夏は水中の雑菌が爆発的に増殖するため、容器の内側を清潔に保ちつつ常に新鮮な水へと入れ替えます。第二に、容器の底に「ミリオンA」などの根腐れ防止剤(珪酸塩白土)を少量沈めておく方法が効果的です。水質の浄化とミネラル補給が同時に行え、切り口のカビ発生を大幅に抑え込めます。