『ためしてガッテン』が検証の末に導き出した最も手軽で劇的な改善法、それは「靴下を裏返して洗う」という極めてシンプルな洗濯術でした。
番組の実験によると、洗ったはずの靴下を履いてわずか数時間で足が臭くなる原因は、靴下の繊維奥深くに潜んでいました。靴下の内側には、1日履いただけで約10億個もの皮膚常在菌と、無数の剥がれ落ちた角質・皮脂がびっしりと擦り付けられています。表向きのまま通常洗濯を行うと、水流や洗剤成分が繊維の隙間に届かず、角質汚れの約40〜60%が洗い残されてしまいます。その靴下を再び履くことで、体温と汗によって繊維内の菌が一気に再活性化していたのです。
脱いだ靴下を裏返しにして洗濯機へ投入するだけで、水流と摩擦がダイレクトに汚れへ作用し、繊維に絡みついた角質や皮脂を根こそぎ洗い流すことが可能になります。実際に試した家庭からは「部活動から帰宅した息子の強烈な靴下臭が、裏返し洗いを習慣化しただけで激減した」という声が相次いでいます。
あわせて見直したいのが、入浴時における「ガッテン流・足裏の正しい洗い方」です。
石鹸やボディソープをしっかりと泡立て、手のひらを使って優しく包み込むように洗うのが基本です。特に菌の温床になりやすい「足の指と指の間」「爪の生え際や両サイドの溝」「指の付け根のくぼみ」を、指の腹を使って撫でるように丁寧に洗います。入浴後は湿気を残さないよう、清潔なタオルで指の間まで水分を完全に拭き取ることが、繁殖を防ぐ絶対条件です。