かつて全国のファンシー文具店を埋め尽くしたサンエックス懐かしいキャラクター文具の中でも、アフロ犬の存在感は突出していました。「頭に何かがつくとアフロになっちゃう」というシュールかつ愛らしい設定は、当時の癒やし系ブームを象徴するアイコンでした。
現在巻き起こっているアフロ犬シール平成レトロの再熱には、明確な二層のファン層が存在します。第1層は、当時小学生・中学生として夢中でシール交換をしていた30代〜40代のリアルタイム世代。可処分所得を得た彼女たちが「失われた子ども時代のコレクション」を買い戻す動きを見せています。第2層は、TikTokやInstagramを介して平成初期の極彩色なデザインを「エモい」「新しい」と捉えるZ〜α世代です。この需給バランスの急激な変化が、二次流通市場での価格高騰を引き起こしています。