道の駅小豆島オリーブ公園完全攻略|魔女の宅急便ロケ地と映え写真の真相

道の駅小豆島オリーブ公園完全攻略|魔女の宅急便ロケ地と映え写真の真相

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小豆島の南岸、内海湾を望む丘陵地に位置するオリーブ公園。ここがこれほどまでに旅人を熱狂させる理由は、景観の美しさだけではありません。来園者自身が物語の主人公になれる参加型の舞台装置が至るところに用意されている点にあります。

その核となるのが、2014年に公開された実写版『魔女の宅急便』のロケ地として実際に使用されたパン屋「グーチョキパン屋」のロケセットです。撮影終了後に園内へ移築され、現在はハーブショップ&ハンドメイド雑貨の店「コリコ(Corico)」として営業を続けています。温かみのある木骨造の店内にはドライフラワーが天井一面に揺れ、色鮮やかなハンドメイドアクセサリーやハーブティーが並びます。一歩足を踏み入れれば、主人公の少女キキが暮らしたあの空気感が肌で感じられる設計です。

この世界観をさらに現実へと拡張しているのが、オリーブ記念館で実施されているほうきの無料レンタルです。館内の専用返却スペースには常に多数の竹ぼうきが用意されており、手続き不要で誰でも自由に持ち出して園内を散策できます。手ぶらで訪れた旅行者がほうきを片手に丘を駆け上がり、瀬戸内海の多島美を眼下に跳躍する。映画の記憶と自己発信欲求が絶妙に交差し、来客が自発的にコンテンツを生み出し続けるエコシステムが確立されています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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