ドラマ終盤、物語は原田のぶおの個人的な重大な秘密へと踏み込んでいきます。第9話から最終回にかけて描かれたのは、のぶおが抱えていた重い病気(がん)と余命宣告の事実でした。
のぶおは自身の死期を悟りながらも、同情や感傷を嫌い、最後まで普段通りの破天荒なスタイルを崩しませんでした。しかし、体調の急激な悪化によって倒れ、学校を去らざるを得なくなります。彼がいなくなった教室で、生徒たちは「のぶおから受け取った大切なもの」が何だったのかを真剣に向き合い始めます。
かつて反発していた明智(永瀬廉)や、殻に閉じこもっていた若林(長尾謙杜)、東条(道枝駿佑)らは、のぶおが運営していたゲイバーや思い出の場所を訪ね、自分たちの力で原田のぶおのための「特別な卒業式」を開催することを決意します。
最終回ラストシーン、卒業式会場に現れた原田のぶおは、ウェディングドレスを身にまとった衝撃的な姿でした。生徒一人ひとりに贈られた言葉は、教育の枠を超えた「命のバトン」そのものでした。「世間の普通なんかに合わせなくていい。あんたたちの人生は、あんたたちのものなんだから」。
クライマックスで流れたHey! Say! JUMPによる主題歌『愛だけがすべて -What makes you run?-』の力強いビートと哀愁あるメロディが、生徒たちの旅立ちと原田のぶおの生き様を鮮烈に際立たせ、多くの視聴者の涙を誘いました。