本作の撮影は、ラミ・マレックのキャリアだけでなく、私生活にも劇的な変化をもたらしました。フレディの生涯の友であり、かつて婚約者でもあったメアリー・オースティン役を演じたイギリスの女優ルーシー・ボイントンとの運命的な交際です。
撮影現場で意気投合した二人は、2018年春頃から交際をスタートさせました。その関係が決定的となったのが、2019年2月に開催された第91回アカデミー賞授賞式です。主演男優賞として名前を呼ばれたラミは、隣に座っていたルーシーに熱いキスを交わし、壇上のスピーチで次のように語りかけました。
「ルーシー・ボイントン、君はこの映画の心臓であり、計り知れない才能を持った人だ。そして何より、僕の心を奪った人だ」
この公の場での情熱的な愛の告白は世界中で大きな話題となり、二人はハリウッドを代表するファッショナブルでお似合いのパワーカップルとして、レッドカーペットやファッションウィークを彩りました。
しかし、約5年間にわたって静かに愛を育んできた二人は、2023年春頃に別々の道を歩む決断を下しました。多忙を極めるスケジュールのすれ違いが主な要因と報じられていますが、ドロ沼の破局ではなく、互いのキャリアと人間性を深く尊重し合った上での円満な別離であったと関係者は証言しています。破局後も二人は映画業界の第一線でそれぞれ目覚ましい活躍を続けており、成熟したプロフェッショナルとしての関係を維持しています。