インターネット上の口コミでは「永山駅は暗いのではないか」「治安は大丈夫か」という懸念の声が散見されますが、警視庁が公表する犯罪情報マップを確認すると、永山駅周辺および住宅街の犯罪発生件数は極めて少なく、多摩市内でもトップクラスに良好な治安水準を維持しています。パチンコ店や風俗店などの進出が制限された都市計画区域が広がっているため、夜間も繁華街特有の騒音トラブルとは無縁です。
一方で、住まい選びにおいて絶対に無視できないのが「地形と坂道」の要素です。
多摩ニュータウンは多摩丘陵の自然な尾根と谷を活かして造成されたため、駅から住宅地へ向かうルートの多くに高低差が存在します。歩道と車道を完全分離した「歩車共存設計(ペデストリアンネットワーク)」が敷かれているため歩行者の安全性は極めて高いものの、急な階段や緩やかな長い坂道が連続するエリアがあります。
そのため、現地生活では京王バス・神奈川中央交通のバス路線網の活用が鍵となります。永山駅バスターミナルからは聖蹟桜ヶ丘駅行き、多摩センター駅行き、聖ヶ丘団地・諏訪団地・豊ヶ丘方面へ向かう緻密なダイヤが組まれており、通勤時間帯には数分間隔で運行されています。物件探しの際は「駅徒歩分数」の数字だけでなく、実際の傾斜角度と最寄りバス停の時刻表を確認することが失敗を防ぐ鉄則です。