実は恥をかいてる?テーブルマナー食べ終わりの正しい合図とNg行為を徹底解説

実は恥をかいてる?テーブルマナー食べ終わりの正しい合図とNg行為を徹底解説

実は恥をかいてる?テーブルマナー食べ終わりの正しい合図とNg行為を徹底解説について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

良かれと思ってやってしまう親切心が、レストランの現場では最も嫌がられるマナー違反になることがあります。ネット上でも議論が分かれがちな2大NG行為の真相を紐解きます。

第1のNG行為は、「食べ終わったお皿を自分で重ねる」ことです。居酒屋などでは店員への気遣いとして皿をまとめる習慣がありますが、フレンチやイタリアンなどの高級店では絶対に行ってはなりません。高級な洋食器は磁器や漆、金彩などの繊細な加工が施されており、皿の底面(高台)で上の皿の表面を重ねると擦り傷がつく原因になります。さらに、コース料理において皿を片付けるのはスタッフの専門技術であり、客が重ねることは「サービスを信頼していない」という無礼な合図にもなります。

第2の盲点は、「テーブルに落ちたパンくずを自分の手でお皿の上に集める」行為です。ちぎったパンの粉がテーブルクロスに散らばるのは自然なことであり、恥じる必要はありません。メイン料理が終わったあとに、スタッフが「ダストパン」や専用の金属製ヘラ(トーション)を使って美しく掃除(ダストオフ)してくれます。客が手で払ったり皿に集めたりすると、かえって油分やソースでクロスを汚してしまうため、パンくずはそのまま放置しておくのが最も洗練された所作です。

これは和食の会席料理にも共通する思想です。和食でも塗り物(漆器)や陶器を傷つけないよう「器を重ねない」「椀の蓋を裏返して戻さない(蓋が外れなくなったり傷がついたりする)」のが鉄則であり、東西を問わず「器と職人への敬意」がマナーの根底に流れています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。