二つの支払い方法を分ける最大の境界線は、「何を基準にして返済を設計するか」にある。
分割払いは「購入した商品ごと」に支払回数を指定する方式だ。3回、6回、12回、24回といった枠組みを決め、元金を回数で等分した上で手数料を加算して返済していく。買い物を重ねても、個々の取引ごとに終了時期(ゴール)が明確に定まっている点が特徴だ。
対照的に、リボルビング払い(通称リボ払い)は「カード全体の利用残高」に対して毎月の返済額を固定する。どれほど高額な買い物を追加しようと、毎月の引き落とし額は1万円や2万円といった設定金額のまま変わらない。ゴールが自動的に後ろへ延びていく仕組みであり、利用者が返済期間の長期化に極めて気づきにくい構造となっている。