ネット上の一部コミュニティでは、「高須西小学校の閉校は武庫川団地の衰退そのものだ」「跡地は完全に放置されてゴースト化している」といった極端な言説が散見されます。しかし、現場の実情を子細に取材すると、こうした見方は一面的な誤解であることが分かります。
第一に、武庫川団地エリアは都市再生機構(UR)や民間事業者、西宮市が連携し、リノベーション住戸の供給や若年ファミリー層の誘致プロジェクトを積極的に展開しています。阪神武庫川線の利便性向上や近隣商業施設の再編など、むしろ街の再活性化が進められている途上にあります。
第二に、跡地についても単なる放置ではなく、災害時の一時避難場所やグラウンドの地域開放枠など、行政財産としての適切な保全管理が敷かれています。無秩序な民有化や廃墟化を避けるため、用途地域や法規制を慎重に見極めながら活用案が練られているのが実態です。