イヤイヤ期が変わる!2歳児が夢中になる簡単ルール遊びと発達秘訣

イヤイヤ期が変わる!2歳児が夢中になる簡単ルール遊びと発達秘訣

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新しい知育玩具や洗練された教育アプリが溢れる現代だからこそ、何世代にもわたって受け継がれてきた伝承遊びの機能美が再評価されている。数百年の風雪に耐えて残った遊びには、子どもの発達心理に完璧に合致する無駄のない骨格が備わっているからだ。

その代表格が「むっくりくまさん」である。中央で丸くなって眠るクマ(最初は親が担当する)の周りを、歌いながら手を繋いで回る。「むっくりくまさん、穴のなか……目を覚ましたら、食べられちゃうぞ」。歌の終わりとともにクマが「ガオー!」と目を覚まし、子どもたちは歓声を上げて逃げ惑う。この遊びの白眉は、「静(眠るクマを見守る緊張)」から「動(追いかけられる興奮)」への鮮やかなコントラストだ。2歳児は、予期される恐怖と興奮の波を仲間と共に乗り越えることで、集団遊びの原初的な陶酔を味わう。

一方、「だるまさんがころんだ」も、2歳児向けにアレンジすることで極上のルール遊びへと変貌を遂げる。本来の厳格なアウト判定は一切不要だ。親が振り返った瞬間に、どんなにおかしなポーズでも良いから固まる。動いてしまったら罰を与えるのではなく、「おっ、ちょっとグラグラしたタコさん発見!」とおどけて見せる。緊張と緩和のサイクルが、幼い脳の神経回路を心地よく刺激する。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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