企業の採用担当者が履歴書の扶養家族数を見る目的は、主に「入社後の福利厚生手当(家族手当など)の算定」や「健康保険の手続き準備」のためです。不正確な記述があると、入社手続きの段階で総務人事の手間を増やすことになりかねません。
独身で一人暮らしをしている、あるいは親と同居していても経済的に自立している場合、扶養家族数は「0人」と書くのが正解です。本人を含めて「1人」と書いてしまうミスが散見されますが、本人は養う対象ではないため数えません。
子供がいる家庭では、「子供は何歳から扶養家族数に数えるのか」という疑問が生じます。結論として、履歴書における扶養家族数は税金の手続きではないため、0歳の新生児であっても自身の収入で養っている実態があれば「1人」とカウントします。例えば、専業主婦(夫)の配偶者と2歳の子が1人いる家庭の大黒柱が履歴書を書く場合、以下のようになります。
・配偶者:有
・配偶者の扶養義務:有
・扶養家族数(配偶者を除く):1人
このように整理して書くことで、採用側に家庭環境と必要な諸手当の規模が正確に伝わります。