もし根腐れが株全体に及び、土植えでの再生が困難になったとしても、ポトスには驚異的な再生力が備わっています。健全な茎が数センチでも残っていれば、水栽培(ハイドロカルチャー)への切り替えによって命を繋ぐことが可能です。
ポトス水耕栽培増やし方の手順は至ってシンプルです。葉の付け根にある茶色い小さな突起(気根)を1〜2個含むように茎を斜めにカットし、清潔な水を入れたガラス瓶に挿しておくだけです。水は毎日〜2日に1回交換し、直射日光を避けた明るい室内に置けば、10日から2週間ほどで気根から新しい白い根が勢いよく発根します。土を使わないためコバエの発生リスクが皆無となり、インテリアとしても極めて清潔に楽しめます。
一方、オフィスや留守がちな家庭で重宝されるのが底面給水鉢です。ポトス底面給水メリットとしては、鉢底の不織布テープが毛細管現象で必要な分だけ水を吸い上げるため、日常的な水やりの手間を極小化できる点が挙げられます。しかしここにも落とし穴があります。リザーバー(貯水部)に常に水を満たしたまま放置すると、結局のところ土が24時間乾く暇がなくなり、底面給水鉢であっても根腐れを誘発します。水が無くなってから数日間は給水タンクを空のまま乾燥させ、土中の通気性を確保するインターバルを設けることが成否を分けます。