予備自衛官を続けるうえで最大のハードルとなるのが「本業の仕事と訓練日程の折り合い」です。会社を休んで訓練に参加できるのか、職場の理解を得るための制度的サポートは存在するのでしょうか。
予備自衛官の年間5日間の招集訓練は、週末(金・土・日や土・日・月など)を利用した分割受講や、年間スケジュールの中から自分の有給休暇・公休に合わせて日程を選択することが可能です。事前に自衛隊地方協力本部(地本)の担当官と相談しながら、業務の閑散期に合わせて日程を組むスタイルが一般的です。
また、防衛省は予備自衛官等を雇用する民間企業への支援制度を設けています。
大手企業や公共性の高い企業では「軍用公欠制度」や「特別ボランティア休暇」を新設して予備自衛官の活動を公認する動きも広がっていますが、中小企業では「有給休暇を充当して参加している」ケースも依然として多いのが現状です。任官を目指す際は、事前に就業規則を確認し、直属の上司や人事部門と率直にすり合わせておくことが不可欠です。