予備自衛官のリアル|手当・年収事情や訓練の厳しさと本業両立を解説

予備自衛官のリアル|手当・年収事情や訓練の厳しさと本業両立を解説

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予備自衛官を続けるうえで最大のハードルとなるのが「本業の仕事と訓練日程の折り合い」です。会社を休んで訓練に参加できるのか、職場の理解を得るための制度的サポートは存在するのでしょうか。

予備自衛官の年間5日間の招集訓練は、週末(金・土・日や土・日・月など)を利用した分割受講や、年間スケジュールの中から自分の有給休暇・公休に合わせて日程を選択することが可能です。事前に自衛隊地方協力本部(地本)の担当官と相談しながら、業務の閑散期に合わせて日程を組むスタイルが一般的です。

また、防衛省は予備自衛官等を雇用する民間企業への支援制度を設けています。

企業支援制度名支給対象給付金額・優遇措置企業のメリット即応予備自衛官雇用企業給付金即応予備自衛官を雇用し、訓練出頭のために休暇を与えている法人・個人事業主即応予備自衛官1人につき月額42,500円(年間最大51万円)社員の訓練不在時の代替コスト補填、CSR・防災推進企業としての社会的評価。防衛招集・災害招集等給付金有事や大規模災害時に予備自衛官等を実際に派遣・出頭させた企業出頭日数に応じた一定額の公的補填金(日額基準による算出)緊急招集時における企業の減収リスクを緩和し、従業員の派遣を後押し。

大手企業や公共性の高い企業では「軍用公欠制度」や「特別ボランティア休暇」を新設して予備自衛官の活動を公認する動きも広がっていますが、中小企業では「有給休暇を充当して参加している」ケースも依然として多いのが現状です。任官を目指す際は、事前に就業規則を確認し、直属の上司や人事部門と率直にすり合わせておくことが不可欠です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。