ネット上の情報やSNSの短尺動画では、「ワンデーの使い捨てレンズは、パッケージを開けた時の向きがそのまま表」という俗説が散見されます。しかし、これは危険な誤解です。
【ワンデーカラコン裏表の落とし穴】
アルミシールを剥がした際、容器(ブリスターパック)の中でレンズは保存液の対流や輸送時の衝撃によって容易にひっくり返ります。メーカー側も「開封時の向き=装着向き」とは保証していません。パックから取り出した直後であっても、必ず指先に乗せてお椀型のカーブを確認するステップを省略してはなりません。
また、指先が濡れたままレンズを乗せると、水滴の表面張力によってレンズが指のカーブに沿って潰れ、正常な表側であってもフチが広がって裏側のように見えてしまう現象が起こります。判別を行う際は、「指先の水分をタオルでしっかり拭き取ってから乗せる」のがプロ直伝の正確な見分けのコツです。