納豆の食べ過ぎで死亡する噂は本当?知られざる過剰摂取の落とし穴

納豆の食べ過ぎで死亡する噂は本当?知られざる過剰摂取の落とし穴

納豆の食べ過ぎで死亡する噂は本当?知られざる過剰摂取の落とし穴に関する基本知識をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

納豆を口にすることが文字通り「生命の危機」に直結するのが、心房細動や心臓弁膜症、脳梗塞の既往症などで抗凝固薬「ワーファリン(ワルファリン)」を処方されている方です。

ワーファリンは、血液を固まらせる働きを持つ「ビタミンK」の作用を抑えることで、体内に危険な血栓ができるのを防ぐ薬です。ところが、納豆にはあらゆる食品の中でも群を抜く量のビタミンK2(メナキノン-7)が含まれています。

さらに恐ろしいのは納豆菌の生命力です。納豆菌は腸内に入った後も生存し、数日間にわたって腸内でビタミンKを合成し続けます。納豆をわずか一口食べただけでもワーファリンの効果が激減し、脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症などを再発させて命を落とすリスクが急上昇します。医師が「納豆だけは一粒たりとも絶対に食べてはいけない」と厳命するのは、まさにこの重大な副作用が存在するためです。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。