単なる「手抜き料理」の枠に収まらない理由が、ウェルネス志向との合致だ。健康意識の高まりとともに、グルテンフリーの代替食材を探す人々にとって、米粉とタピオカ澱粉、食塩のみで作られるライスペーパーはまさに理想的なピースだった。
小麦粉ベースの餃子の皮や春巻きの皮と比べ、薄く伸ばされているため1枚あたりの糖質量を大幅に抑えられる。低糖質ダイエットを実践する層からは、お好み焼きの生地やおにぎりの海苔代わりに使うアイデアが次々と投稿された。「炭水化物を減らしつつ、満足感のある咀嚼感を得たい」というダイエッターの切実な要望に、この半透明の円盤が見事に応えた格好だ。