いま関係者の間で密かに話題を呼んでいるのが、敷地内における大胆な施設再編と、一般非公開エリアの運用実態だ。少子化に伴うキャンパス機能の集約や効率化が進むなか、大学側は遊休スペースや老朽施設をただ閉鎖するのではなく、外部のクリエイティブ産業へ門戸を開く実験に踏み切った。普段は厳重なセキュリティで守られ、学生や一般住民の立ち入りが制限されている旧合宿棟の地下区画や特殊倉庫が、制作関係者の間で「奇跡的に昭和・平成のリアリズムが残るスタジオ」として熱い視線を集めている。
現地へのアクセスは、都心からの距離を感じさせない絶妙なポジションにある。圏央道「日の出インターチェンジ」から車で約5分。機材を満載した大型ロケバスや大型トラックがスムーズに搬入できる動線が確保されている。公共交通機関を利用する場合、JR五日市線の秋川駅または武蔵引田駅から路線バスを利用し、「亜細亜大学日の出キャンパス」停留所下車すぐだ。都心から約1時間強。この絶妙な離脱感が、機密性を保ちたい大規模プロジェクトにとって理想的な隠れ家となっている。