この一連の出来事は、双方の音楽活動にも決定的な爪痕を残した。ET-KINGはストレートな愛を歌い上げた『ギフト』をはじめとする数々のヒット曲で全国的な支持を得ていたが、要となるメンバーを失った喪失感は計り知れず、一時的な活動休止を余儀なくされた。
一方、上原多香子が所属したSPEEDもまた、再結成や記念プロジェクトの構想が事実上困難な状況へと追い込まれた。メンバー個々の政治活動やソロ展開が進むなかで、グループとしての活動は完全に凍結。残された楽曲が持つ輝きと、メンバーの私生活がもたらしたスキャンダルの影が、ファンの間で複雑なコントラストを生み出し続けている。