日本の食卓において、イワシは古くから庶民の味方として親しまれてきた。しかし、近年の漁獲量の変動や消費者の魚離れを受け、水産庁や全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)は国産水産物の魅力再発見と魚食普及に向けた取り組みを精力的に展開している。日本の水産業を支える基盤としても、マイワシをはじめとする大衆魚の価値が見直されているのだ。
栄養面でも極めて優秀だ。DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸、良質なたんぱく質が豊富に含まれており、健康志向の高まりとともに注目度は増すばかり。一尾数十円から手に入るこの小さな青魚を自宅で自在に捌けるスキルは、家計を守りながら豊かな食生活を築く最高の武器になる。