標準的な綿100%のTシャツ(Mサイズ)が乾燥するまでに必要な時間は、環境条件によってどれほど変化するのだろうか。実験データをもとに、異なる条件下での乾燥時間を比較してみよう。
夏場の晴天時、屋外で直射日光と適度な風がある場合、脱水直後のTシャツは約45分から1時間程度で完全に乾く。これに対し、湿度70%を超える梅雨時期の室内では、対策をとらない場合、乾燥までに6時間以上を要するケースも珍しくない。室温が25度前後であっても、湿度が10%上がるごとに乾燥時間は約30分以上伸びるというデータがある。水分が蒸発するための空隙が空気中に残されているかどうかが、運命の分かれ目なのだ。